なぜタイの年は543年進んでいる?
仏暦2569年 = 2026 + 543。この543は、タイでの数え方による釈迦の入滅(般涅槃)から西暦紀元の始まりまでの年数です。
仏暦はどこから数える?
仏暦(พุทธศักราช、BE)は釈迦の入滅から年を数えます。タイの数え方では入滅は西暦紀元の543年前で、仏暦1年はその丸1年後に始まりました。そのためタイの年は常に西暦 + 543 ですが、月と日は同じです。
スリランカとミャンマーが544を足す理由
タイ、ラオス、カンボジアは入滅の年を0年とし、スリランカとミャンマーは1年と数えるため、そちらの仏暦は1つ大きくなります(西暦 + 544)。ミャンマーでは年の切り替わりも1月1日ではなく太陰暦に従います。
タイが仏暦を採用した時期
| 年 | 変化 |
|---|---|
| 1889年以前 | 公式には小暦と太陰暦を使用。新年はソンクラーンごろ |
| 1889年(仏暦2432年) | ラーマ5世が太陽暦とラタナコーシン暦(RS)を導入。新年は4月1日 |
| 1912年(仏暦2455年) | ラーマ6世がラタナコーシン暦を仏暦に置き換え。新年は引き続き4月1日 |
| 1940年(仏暦2483年) | 9か月しかない年:4月1日〜12月31日 |
| 1941年(仏暦2484年) | 1月1日が元日に |
そのため、1941年以前の1〜3月の日付のタイの文書は、現在の数え方より仏暦が1少なくなっています(日付変換ツールを参照)。
2つの暦と付き合う
タイの書類、レシート、契約書、ニュースは仏暦を使い、パスポート、ビザ、国際ビジネスは西暦を使います。タイの身分証明書には両方が記載されています。迷ったら、25で始まる4桁の年は仏暦です。
よくある質問
なぜタイの年は西暦と違う?
タイでは西暦紀元の543年前の釈迦の入滅から年を数えるためです。
仏暦1年は何年?
タイの計算式では、仏暦1年は紀元前543年にあたります。
タイの年が1月1日に始まるようになったのはいつ?
1941年(仏暦2484年)からです。それ以前は4月1日に始まっていました。
仏暦か西暦か見分けるには?
現代の年で25から始まるもの(例:2569)は仏暦、20から始まるもの(例:2026)は西暦です。